Yoshiko Goda at Kumamoto University
カテゴリー: LabBlog
投稿日時: 2025-10-01 投稿者: StaffYoshiLab
2025年9月27日(土)、JSET2025秋大会にて開催されたシンポジウム「新たな価値を創造する研究の国際化: はじめての国際会議から継続的な国際共同研究まで」(2階・大ホール)に登壇しました。
本シンポジウムでは、国際会議への初参加から国際共同研究の発展まで、研究の国際化に向けた多様なアプローチが取り上げられました。稲垣俊介氏(山梨大学)、村松浩幸氏(信州大学)、合田美子(熊本大学)がそれぞれの実践事例を報告し、総括としてInsung Jung氏(Seoul National University)から専門的なコメントをいただきました。司会は、千葉美保子氏(甲南大学)と松田岳士氏(東京都立大学)が務められました。
私は「国際共同研究の『出会い』から『継続』へ:多様な起点から広がる実践的連携形成(From Encounters to Continuity in International Collaborative Research: Practical Case Studies of Partnership Formation from Diverse Starting Points)」と題して発表しました。
<発表概要>
国際共同研究は、学友ネットワーク、国際学会、書籍プロジェクト、研究滞在など、さまざまなきっかけから始まります。継続的な共同研究へと発展させるには「出会い」「信頼関係の構築」「継続の工夫」「発展への展開」という4つの段階があると考えています。国内の共同研究と基本構造は共通しますが、制度・文化の違いや資金制度の活用など、いくつかの特有の工夫も求められます。本発表では、自らの実践事例をもとに、国際共同研究を継続・発展させるためのプロセスと留意点を整理しました。
<キーワード>
国際共同研究/連携形成/継続的発展/信頼関係構築

投稿日時: 2025-09-01 投稿者: StaffYoshiLab
インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジーの融合による教授システム学の革新と未来
2025年8月31日、早稲田大学 早稲田キャンパスにて開催されました教育システム情報学会全国大会におきまして、熊本大学大学院 教授システム学専攻(GSIS) 設立20周年記念事業の一環として、企画セッション「インストラクショナルデザイン(ID)とラーニングテクノロジー(LT)の融合による教授システム学の革新と未来」を実施致しました。
当日は約60名の参加者にご来場いただきまして、フロアからも数多くのコメントやご意見をいただき、活発な議論が展開されました。
本セッションでは、4名の登壇者がそれぞれの研究をIDの視点、LTの視点から振り返り、今後の研究につながる方向性を模索しました。議論を通して確認されたのは、しっかりとデザインされた学習活動を、柔軟に支えるラーニングテクノロジーの活用が不可欠であるということです。これは、これからの学びをいかにデザインし、支援していくかを考えるうえで大きな指針となりました。
今回の企画セッションを通じて、参加者の皆さまと共にGSISの大学院での学びの一端をご覧いただけたことを嬉しく思います。今後も、インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジーの融合を基盤に、新たな教育研究と実践を広げていきたいと思います。
投稿日時: 2025-08-28 投稿者: StaffYoshiLab
2025年8月30日(土)から9月1日(月)にかけて、早稲田大学 早稲田キャンパス にて教育システム情報学会(JSiSE)全国大会2025が開催されます。
本大会において、熊本大学大学院教授システム学専攻の20周年記念事業の一環として、以下の企画セッションを実施いたします。
本セッションでは、インストラクショナルデザイン(ID)とラーニングテクノロジー(LT)の融合による教育実践・研究の発展可能性を探ります。具体的には以下の4件の研究発表が行われます。
各発表後には、発表者と教授システム学専攻の教員によるパネルディスカッションを予定しています。
インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジー、それぞれの視点から改善や発展の方向性を議論し、教授システム学の未来を展望します。
教育工学や学習支援システムに関心をお持ちの方にとって、最新の研究成果や教育実践を知る貴重な機会となります。ぜひご参加ください。
投稿日時: 2025-06-04 投稿者: StaffYoshiLab
去る5月31日に、表題のシンポジウムを開催致しました。
当日は200名を超える参加者にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
当日の模様につきましては、産経ニュース様や株式会社イーラーニング様にて記事が公開されております。
通わなくても修了できる 「教え方」を学ぶ日本初のフルオンライン大学院が20年 – 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20250531-4RAKS5B6IFMD3PFRI3QJHNVD4A/
熊本大学大学院 教授システム学専攻 開講20周年記念シンポジウムに参加しました
https://www.e-learning.co.jp/news-topics/nt20250602_1/
この後も、JSiSEでの企画セッションや研究会など、20周年記念事業でのイベントは続きます。
募集が開始になりましたらお知らせいたしますので、引き続きよろしくお願い致します。
投稿日時: 2025-02-03 投稿者: StaffYoshiLab
日本学術振興会(JSPS)が実施している外国人研究者短期招へい事業(短期)に採用され、Purdue 大学の Jennifer Richardson 教授に来日いただきました。
日本の高等教育における教育の質保証のための教育専門家の役割と普及について、議論を深めました。
特に、第39回eラーニング連続セミナーにおいては「教育改善におけるCoIフレームワークの活用」と題した講演と、ワークショップを実施していただき、貴重な示唆をいただきました。
招へい期間は、当初2024年10月27日~2024年11月10日を予定しておりましたが、諸事情により2025年1月16日~2025年1月30日となりました。
https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-invi/adoptlist/2024/2024_short_2_2_j.pdf
投稿日時: 2025-02-03 投稿者: StaffYoshiLab
去る2025年1月24日に、第39回eラーニングセミナー「CoIフレームワークを活用した教育改善の実践的アプローチ Practical Applications of the CoI Framework for Educational Improvement」を実施しました。
本セミナーでは、Purdue University より Jennifer Richardson先生をお招きして、「教育改善におけるCoIフレームワークの活用」と題した講演をいただいた後、「CoIを活用した教育改善プランの作成」のワークショップを行いました。
当日はオフライン、オンライン共に多数の参加者があり、ワークショップでは活発な議論が行われました。
なお、本来は2024年12月13日に開催する予定でしたが、諸事情により延期となり、上記の日程の開催となりました。
セミナーの詳細なタイムテーブルなどは、以下のURLをご参照ください。
https://www.ield.kumamoto-u.ac.jp/mod/page/view.php?id=752
投稿日時: 2024-11-18 投稿者: StaffYoshiLab
国内外の著名なeラーニングの専門家をお招きして、熊本大学eラーニング連続セミナーを行っております。
今回は下記の通り開催いたしますので、ご案内申し上げます。
本講演において得られる知見や情報は、今後のeラーニングを活用した教育実践や、大学教育改革の場において有益なものになると考えます。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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熊本大学 第38回eラーニング連続セミナー
教育革新のカギ:高等教育専門家の役割を考える
The Key to Educational Innovation: Examining the Role of Educational
Specialists in Higher Education
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◆講演:
「高等教育における教育専門家の役割と重要性」
Jennifer Richardson 氏
(Professor,Learning, Design and Technology,
the College of Education, Purdue University)
鈴木克明 氏
(熊本大学 名誉教授
武蔵野大学 響学開発センター 教授・センター長)
◆日時:2024年12月8日(日) 15:00 – 17:00
◆場所:東京国際交流会館 プラザ平成 会議室1 および オンライン(Zoom)
◆詳細・お申込:
https://www.ield.kumamoto-u.ac.jp/mod/page/view.php?id=739
上記URLより事前登録をお願いします。
投稿日時: 2024-09-28 投稿者: StaffYoshiLab
今年度は、GSIS公開講座インストラクショナルデザイン入門編の講師を務めます。同期型研修の日程は、第1回2024年10月1日(火)(終了)、第2回10月17日(木)、第3回10月22日(火)、第4回11月9日(土)、第5回11月17日(日)の5回です。ただいま、参加申し込み受付中です。
詳しくは、以下よりアクセスください。
https://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/koukaikouza
講師:合田美子、天野慧
学習目標:
概要:
eラーニングでの自己学習や受講者同士のワークを通じて10個のIDの基礎用語を学んでいきます。また、同期型ワークショップでは、10個の基礎用語の中からARCSモデルに絞り、講師が提示する教育事例に対する改善策の検討を受講者同士のワークで行っていきます。IDの道具をどのような場面でどのように活用できるか提示できるようになることを入門編の目標としています。
投稿日時: 2024-09-13 投稿者: StaffYoshiLab
アルクが無料配布する隔月刊Webマガジン【Web版 英語の先生応援マガジン】に、「今問われる教える技術とは」の特集で、私の記事が掲載されました。タイトルは「Part 1 授業の設計に役立つインストラクショナルデザイン」で、教育現場での効果的な授業デザインに役立つインストラクショナルデザインの重要性を解説しています。
詳細は以下のURLからご覧ください。
投稿日時: 2024-09-03 投稿者: StaffYoshiLab
博士後期課程の古堅裕章さんが、令和6年度全国自作視聴覚教材コンクールにおいて、高等学校部門で優秀賞を受賞しました。受賞作品は、「謎解きゲームで楽しく聴診方法を学習しよう〜聴診リベンジャーズ: 不幸な未来からの脱出〜」というデジタル教材で、ゲーム形式を取り入れ、聴診方法を楽しく学べるように設計されています。この教材にはインストラクショナルデザインの理論がしっかりと援用されており、教育効果が高まるよう工夫されています。今回の受賞は、デジタル教材の新しい可能性とその教育的効果を示すものです。